木の家を楽しむ 居心地の良い時、暮らしを紡ぐ

木の家を楽しむ 居心地の良い時、暮らしを紡ぐ

KINOIESEVEN 編著

定価:本体1,800円+税


  • 木の家を楽しむ 居心地の良い時、暮らしを紡ぐ
  • B5判・136頁・オールカラー
  • ISBN 978-4-908837-09-8

 

本書では建築家に設計を委ねた7つの家、7つの暮らしを収めました。古い道具を慈しんだり、薪ストーブを囲みながら談笑したり、コタツでお酒を嗜んだり。家で過ごす大切な時間を切り取りながら、家づくりのエピソードやプランの工夫、木の家ならではの気持ちの良さを美しい写真とともに紹介します。

後半ではイメージをかたちにするために必要な、お金のこと、暮らしをより豊かに楽しむための環境の考え方や素材の選び方、機能的な間取りや収納計画など具体的な方法を経験豊富な建築家たちがリレー方式で解説します。

 

《編著者について》

KINOIESEVEN

NPO法人家づくりの会に所属する建築家の仲間で、なかでも木の家を得意とする7人により構成。
木という味わい深い素材が時とともに、空間の魅力をどんどん深めていってくれる、「 ずっと好きになれる木の家」の設計を目指している。

 

《主な目次》

1_庭と融け合うオープンな平屋で 好きな雑貨を並べて暮らす
「茅ヶ崎の家」木々設計室
2_鳥の巣箱のように樹や花に囲まれる 9年の歳月が育んだ家と庭
「kotori_House」アトリエフルカワ一級建築士事務所
3_しばられない空間で自在に遊ぶ 空気と家族の気配がめぐる家
「はぐくみの家」小野育代建築設計事務所
4_愛着のある道具と家 二人で過ごす時間を慈しんで
「上池台313」BUILTLOGIC
5_リゾート感ある軒の深い平屋 多彩な趣味が棚を彩る
「土間の広がる家」根來宏典建築研究所
6_趣味を満喫する木と漆喰の家
「変形敷地の家」マツザワ設計
7_中庭が仕事と暮らしの仲立ちに
「中庭のある家」半田雅俊設計事務所

●コラム
・木との時間1 伐採見学
・木との時間2 薪集め・薪割り

●居心地の良い家づくり18のコツ
1_家づくりはイメージから
2_賢い費用の掛け方とは
3_敷地選びの優先順位
4_長く住み続けるための家
5_素材の魅力を活かす
6_職人技や伝統を引き継ぐ
7_木を選ぶには感覚も大切
8_使いやすいキッチンは人それぞれ
9_洒落た水まわりのつくりかた
10_造り付け家具は陣地取りの感覚
11_楽しく過ごせるデスクの設え
12_収納を暮らしの動線から考える
13_建築照明でつくる暮らしの明かり
14_楽しく美しい階段を目指せ
15_暖炉・薪ストーブを楽しむ
16_内と外のつなぎは豊かな空間
17_良い家には緑あり
18_健康に役立つ環境づくり