復活した『写真のなかの江戸』

『写真のなかの江戸』の企画は、もともと彰国社で2年目、今から17年前に書籍部で最初に出した企画が元になっています。ネタがないので大学院の先輩である金行さんに相談して作成した企画、通ったものの、なんと翌月に『ディテール』編集部に配属になり、その後なんどか立ち上げようとしたものの、私の力量不足もあり叶わず・・・。結局時間が経ち過ぎてボツとされてしまいました。
 
 
3年前に出版社の立ち上げを考え始めて最初に、著者の金行さんに相談したのがこの企画の復活です。
17年前と事情が変わり、古写真本やネットでも古写真が溢れかえるようになっているので、どんな風に仕立てたら面白くなるのか悩み、いろいろな紆余曲折を経て今回ようやく出版にこぎつけました。17年越しと思うと感慨深いですが、ひょんなことで形になることもあり、とにかく企画は立ち上げとくものですね…。
 
 
江戸の都市風景写真20枚の撮影地点を、古地図と現代地図上にプロット、また同地点で撮影した現代の風景写真を並べているのが一つのウリです。
遠景の写真も結構あるのですが、「赤坂の町並み」の写真などは弁慶堀や青山通り、溜池、その付近の町人地と奥の徳川家(現・赤坂御用地)の当時の姿・地形などは現状と比較しやすく好きな一枚です。
 
 
今回の本、歴史好きの方向けと位置付けているのですが、本書のチラシや見本を持ち歩いていたところ、建築系の方にもすごく嬉しそうに読まれる方がいるのが嬉しい発見でした。
古地図を読むのが好き、な方が建築系で結構いらっしゃるんですね。また「ブラタモリ」など地形や土地名の由来などが好きな方もハマるかもしれません。

 

 

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