写真のなかの江戸 絵図と古地図で読み解く20の都市風景


写真のなかの江戸 絵図と古地図で読み解く20の都市風景

金行信輔 著

本体:2,200円+税


  • 写真のなかの江戸 絵図と古地図で読み解く20の都市風景
  • A5版・並製・240ページ・オールカラー
  • ISBN 978-4-908837-03-6

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ページサンプル_2

 

幕末・明治初期に撮影された古写真を、絵図・古地図・文献史料を縦横に駆使し、徹底的に実証!風景の細部から、都市江戸の実像を丹念に読み解いた。

オールカラーで絵図・古地図も美しく再現した、歴史・古地図マニア垂涎の書。

北斎も描いた「さざえ堂」は、じつは富士山を向いていた!都心・赤坂にはなんと茅葺屋根が並んでいた!など新事実満載。

 

《著者について》

金行信輔(かねゆき しんすけ)

都市史研究家、学習院女子大学非常勤講師。1966年生まれ。東京大学大学院博士課程修了、博士(工学)。江戸・東京の都市史を中心に調査・研究を行う。

共著に『レンズが撮らえた 外国人カメラマンの見た幕末日本Ⅱ』、『新体系日本史3 土地所有史』(以上、山川出版社)、『シリーズ都市・建築・歴史5 近世都市の成立』、『江戸の広場』(以上、東京大学出版会)、『日本近世史料学研究 史料空間論への旅立ち』(北海道大学図書刊行会)、『鳥取藩研究の最前線』(鳥取県立博物館)、ほか。

 

《主な目次》

・はじめに

Ⅰ 愛宕山

写真01「愛宕山から見た江戸のパノラマ」

写真02「天徳寺」

Ⅱ 江戸城

写真03「蓮池巽三重櫓」

写真04「旧西丸御殿」

Ⅲ 霞ヶ関

写真05「旧福岡藩黒田家上屋敷」

写真06「潮見坂」

Ⅳ 永田町

写真07「山王社の参道①―坂の上から」

写真08「山王社の参道②―坂の下から」

Ⅴ 日本橋

写真09「日本橋」

写真10「安針町」

写真11「江戸橋」

Ⅵ 築地

写真12「本願寺本堂」

写真13「築地ホテル館からの眺め」

Ⅶ 赤坂

写真14「赤坂の町並み」

写真15「黒鍬谷」

Ⅷ 御茶ノ水

写真16「高家の屋敷」

写真17「神田川の渓谷」

写真18「昌平橋」

Ⅸ 羅漢寺

写真19「羅漢寺三匝堂」

写真20「羅漢寺本堂」

・写真データ・所蔵一覧

・資料・参考文献

・あとがき