わたしのコミュニティスペースのつくりかた みんとしょ発起人と建築家の場づくり

わたしのコミュニティスペースのつくりかた

みんとしょ発起人と建築家の場づくり

土肥潤也・若林拓哉 著

定価:本体2,200円+税


  • A5変判・並製・184
  • ISBN 978-4-908837-13-5  C0036

朝日新聞「天声人語」やNHK総合などでも取り上げられ、3年間で全国約50館に広がった民営図書館「みんとしょ」の発起人、そして話題の小商い建築「ARUNŌ」の設計・運営を手掛ける若手建築家による自分流コミュニティスペースづくりのガイドブック。

悩み相談、軌道に乗せるまでのハウツウ、事例の具体的なストーリーなどヒントが満載です。

《編著者について》

土肥潤也(どひ・じゅんや)
1995年静岡県焼津市生まれ。早稲田大学社会科学研究科修士課程修了、修士(社会科学)。在学時から若者の社会・政治参加に関する活動に参加。2015 年NPO 法人わかもののまちを設立(現在は代表理事)。静岡県内を中心にユースセンター、ユースカウンシルの発足・運営に携わるほか、全国各地で子ども・若者の地域参加、政治参加に関わる研修や実践支援に取り組む。2020 年に(一社)トリナスを共同創業、現在は代表理事。「みんなの図書館さんかく」の立ち上げのほか、商店街を遊び場にする「みんなのアソビバプロジェクト」など幅広く参加のデザインに取り組んでいる。また「みんなの図書館さんかく」のシステムを利用した民営図書館「みんとしょ」のネットワークは全国50館近くに広がる。おもな受賞に第15回 マニフェスト大賞 優秀マニフェスト推進賞〈市民部門〉優秀賞、第14回 日本まちづくり大賞など。そのほかにNext Commons Lab理事、セブンセンスグループ執行役員など。

若林 拓哉(わかばやし・たくや)
1991年神奈川県横浜市生まれ。2016年芝浦工業大学大学院理工学研究科修了、修士(工学)。同年よりフリーランスとして活動開始。2022年法人化。現在、(株)ウミネコアーキ代表取締役・つばめ舎建築設計パートナー・(株)NODパートナー。建築設計だけでなく企画・不動産・運営の視点からトータルデザインし、建築の社会的価値を再考する。(株)ウミネコアーキのおもなPJに、旧郵便局を改修した地域の文化複合拠点「ARUNŌ -Yokohama Shinohara-」(2022年)、高知市・菜園場商店街のまちやど「まちの別邸 緝」(2022年)、地域のための食の拠点「新横浜食料品センター」(計画中)など、(株)NODでのおもなPJに「KDDI research atelier」(2020年)など。受賞に「グッドデザイン賞2019」ベスト100(欅の音terrace)など。共著に『小商い建築、まちを動かす!』(ユウブックス)がある。

《主な内容》

Ⅰ 悩み相談
・なんかやってみたいなあ
01 場づくりをしたいと思っています。まずは何から始めたらよいですか? |02 手持ちの物件をどんなふうに使えますか?|03アイデアはありますが、うまくいくでしょうか…。不安です。|04家族から反対されているのが悩みです。|05自分で運営するか、それとも誰かに任せるか?

・よし! やってみよう
06どうしたら仲間が集まりますか?|07チームで運営するときに気をつけないといけないことは?|08公共性と事業性のバランスはどうやって取ればよいですか?|09用途に応じて、それぞれどんなことに気をつけなければならないですか?|10コンセプトをデザインにどう表現すればいい?

・これ、困ったなあ
11不測の事態に陥ったらどうしたらいい?|12中学・高校生に来てもらいたいと思っています。どうしたらいいですか?|13ご近所さんとの付き合いがうまくできません。地元からの理解も得られていないようです。|14仲間内だけで盛り上がっているように感じます。内輪ノリにしないためには?|15利用者や外部からの提案をどこまで実現すべきですか?|16場を開いたけど人が来ません。どんな宣伝をしたらよいですか?|17行政からの支援はどうしたら得られますか? 行政との付き合い方を教えてください。|18困ったひとが入り浸っています。どうしたらよいでしょう?|19やっている意味がわからなくなりました。疲弊してしまったようです…。|20やりたいことと求められること、どちらを優先すべきですか?

・アドバイス事例
場所はあるけれど、忙しすぎて。どうしたらいいのか、わからなくなってしまいました。
「暮らり」をつくる@広島県三原市 橋本康太/「暮らり」主宰

知名度の高い場所か、事務所に併設するか。オープンするならどちらがいい?
「みんなの図書館 本と一筆」をつくる@鹿児島県錦江町 馬場みなみ/NPO法人たがやす

短期間で場をつくるにはどうしたらいい?
「みんなの図書館 ぶくぶく」をつくる@新潟県燕市 白鳥みのり/「みんなの図書館 ぶくぶく」館長

中学・高校生に来てもらうにはどうしたらいい?
「放課後スペースINBase」をつくる@岡山県備前市 守谷克文/備前若者ミライプロジェクト

Ⅱ プロセス
・民営図書館「みんなの図書館さんかく」をつくる
・地域の文化複合施設「ARUNŌ」をつくる

・場をつくる15ステップ
01事例収集を始めよう |02物件を探そう|03予算を準備しよう|04事業計画をつくろう|05コンセプトを考えよう|06 ターゲットを定めよう|07スケジュールを組もう|08不動産契約を結ぼう|09場のハードをつくろう|10名称を考えよう|11宣伝しよう| 12取材対応について考えよう|13イベントの企画を考えよう|14運営しよう|15事業の継続性を考えよう